無線モジュールFDJ-02(販売終了品)
製品特長・説明
製品特長
FDJ-02の8大特長
- 429MHz帯&2.4GHz帯と共存できる1.2GHz帯を採用
- 高性能な受信回路を持ち、混信や妨害に強い無線通信を実現
- 40チャネルの周波数と高速(14.3kbps)&連続通信を実現
- 経由指定の不要な多段リピータ機能をローミング機能と合わせて実現
- 誤り検出と自動再送機能をサポート
- 屋外見通し1500m、屋内300mと長距離無線通信が可能
- 電波トラブルを未然に防ぐ通信テスト、簡易スペクトラムアナライザー機能を搭載
- アンテナダイバシティ機能を搭載
本製品は電波法の免許申請が別途必要になります。
免許申請が不要なFDJ-03もあります。
主な用途
- FA工場、プラント、遊技場、公共設備などノイズの多い環境の無線システム
- オフィス、FA工場、ホットスポットなど、無線LAN機器や429MHz帯無線機が多い環境の無線システム
- 電力・キュービクル・自動販売機等の各種設備機器の異常監視
- ビル屋上に設置された受電設備の異常監視
製品説明
FDJ-02は機器組込タイプの1.2GHz帯特定小電力無線モジュールです。各種機器への組込を意識した小型サイズ(84×52×13mm)であり、インターフェースは汎用性の高いシリアルインターフェース(非同期シリアル通信 RS-232C/TTLレベル選択)になります。
周波数帯域が1.2GHz帯であるため、429MHz帯特定小電力無線機や2.4GHz帯無線機が多い環境でも共存が可能です。更に429MHz帯特定小電力無線機では実現できない高速通信(通信速度14.3kbps)が可能であり、また2.4GHz帯SS無線より直進性が弱いため、障害物に対する電波の回り込み(回折)が期待できます。
周波数チャネルは40チャネル(連続送信19チャネル/時間制限あり19チャネル/制御チャンネル2チャネル)と豊富なため、同一エリアでの複数無線システムの共存が可能です。
高感度な受信回路と高い妨害排除能力を搭載した無線機であるため、従来品では実現不可能であったアンテナ間見通し1500m、屋内300mの長距離無線通信を可能にしました。
電波トラブルを未然に防ぐべく、通信エリアを測定するテストコマンド(通称:TS2コマンド)や、妨害波の有無を調査する簡易スペクトラムアナライザー(通称:簡易スペアナソフト)などのサポート機能も充実しております。
無線モジュールに搭載したコマンドを用いることにより、1:1から1:Nまで様々な通信形態に対応可能です。また経路指定不要の多段リピータ機能を搭載しており、長距離無線通信性能と併せて、工場や公共施設に点在した設備機器を全て無線通信による監視を実現することが可能です。
移動体への搭載を考慮し、マルチパスフェージンング対策としてダイバシティ受信機能も搭載しております。
製品画像
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