ニードルローラーガイド
ニードルローラーのWトライアングル配置
ボールの数倍の接触面積をもつ「ローラー」を六面に配置し、ポストとブシュ間のローラーに数ミクロンのプリロードを与えることにより、ダイセットの高剛性・真直性はもちろん、軽快な上下ストロークと、安定した精度を長期間維持し、高速断続運転・振動に対する耐久性も一段と向上しました。
Wトライアングル配置
安定のよい三点支持を2重に組合わせたローラー配置により、プレーンガイドにせまる剛性を実現しており、ボールでは得られない剛性・精度・高速性能を発揮します。
点接触から線接触へ
ボールとローラーの接触面 積比は約10倍の差があり、ローラーの採用によりガイドポストとガイドブシュ間の剛性がUPします。
ボールの場合、予圧量を0.01~0.02mmまで高めて、剛性UPをはかっていますが、ボールの突入時のショックが大きく、振動が発生します。
ニードルの予圧量を数ミクロン程度に保っており、スムーズな動きと突入ショックを少なくします。