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「金型表面温度センサ」を新たにラインナップ | 双葉電子工業株式会社

「金型表面温度センサ」を新たにラインナップ

2013年1月22日

 モールドマーシャリングシステム
「金型表面温度センサ」を新たにラインナップ

 双葉電子工業株式会社(千葉県茂原市 社長 桜田 弘)は、モールドマーシャリングシステムの新たなラインナップとして「金型表面温度センサ」を2013年1月23日より発売します。

 モールドマーシャリングシステムは、ブラックボックスとなっていた金型内の樹脂温度・圧力をパソコンや各種計測器にリアルタイムに出力する射出成形用の計測システムです。金型内部の「見える化」によって、成形条件の最適化、不良品の自動選別などの様々な用途にデータを活用することができます。

 

 今回新たに発売する「金型表面温度センサ」は、射出成形金型において、樹脂が実際に触れる金型表面(キャビティ表面)の温度を計測するセンサです。キャビティ表面の温度は成形品の変形や外観に大きな影響を与える重要なパラメータですが、一般的には金型温度調節機の設定に依存したり、キャビティ表面から離れた部分の温度を測定しており、成形中に刻々と変化するキャビティ表面温度の計測はされていませんでした。

 

 「金型表面温度センサ」はキャビティ表面に容易に組込むことができ、独自構造による高応答性(特許出願中)を実現し、さらに汎用的な温度計測機器で計測できる仕様とすることにより、低コストでの導入を可能にしました。

主な特長

■      キャビティ表面の温度を計測
 射出成形時の重要パラメータであるキャビティ表面の温度を簡単・正確に計測することができます。

■      堅牢設計
 射出成形金型用として、ほとんどの金型に使用可能な220℃の温度と150MPaの樹脂圧力に耐える堅牢設計になっています。

■      世界標準のフラッシュマウント形を採用
 
世界標準のフラッシュマウント形を採用し、金型への組込みや既存センサとの交換も容易に行うことができます。

■      独自構造による高応答性
 
独自構造により0.34s(63.2%応答)の高応答性を実現しました。

■      低コストで導入可能
 K熱電対を採用しているため、汎用的な温度計測器で計測でき、低コストでの導入が可能です。

システム構成および販売価格

システム構成 販売価格(税抜き)
金型表面温度センサ 39,800 円
金型表面温度センサ用変換ケーブル 1m 8,800 円
金型表面温度センサ用変換ケーブル 2m 9,800 円
固定ネジM8×0.75 細目 3,800 円
固定ネジM10×1.5 並目 3,800 円
固定ネジ用レンチ 7,800 円
センサ抜き用レンチ 7,800 円
<本件に関するお問い合せ先>
〒297-8588 千葉県茂原市大芝629
双葉電子工業株式会社
経営企画部 事業企画グループ
マネージャー 篠崎 康夫
TEL 0475-24-1150
FAX 0475-23-1346
 
<技術的なお問合せ先>
〒299-4395千葉県長生郡長生村薮塚1080
精機事業部 精機技術グループ
TEL 0475-32-6358
FAX 0475-30-1076
担当 井伊谷 育典