コア技術開発センター
持続的成長と企業価値の向上を目指して、新事業の創出とその事業化を加速すべく、コア技術開発センターを設置しました。
技術者の持っている力を最大限に発揮できる環境・設備を備え、未来の世界に役立つ持続可能な技術を生み出すため、日々研究・開発を重ねています。
また、知的財産の蓄積をはかるとともに、分野の枠を超えて、共同研究にも積極的に取り組んでいます。
IoT、ロボティクス時代を支えるシナジー製品
今後、サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させた創造社会「Society5.0」に向けて社会は変化していきます。当社はホビーラジコンで培った信頼性の高い無線通信技術・サーボモータの技術を産業向けに発展させ、ヒトとモノとのインターフェイスを提供してきました。今後はさらに社会インフラの維持や各種作業の自律化・効率化のためのIoT・ロボティクスの領域に注力していきます。
コア技術開発センターでは、アクチュエータ制御技術・ドローン関連技術・画像認識AI・IoTによるデータの利活用・ロボティクス時代を支えるセンサなど、要素技術の開発を行なっています。

生産合理化を促す器材・サービス

当社は、成形・生産合理化機器 やWEB受託加工サービスなど生産合理化を促す器材・サービスを提供してきました。
今後はクラウドと連携したIoTモニタリングシステムのデータ解析機能や、AIを活用したセンシングシステムの高度化に関わる要素技術開発を行い、製造業の生産性向上に貢献していきます。
環境負荷低減につながる製品
鋼材などの金属部品を置き換え、軽量化することでエネルギー消費量削減に貢献する炭素繊維強化プラスチックを使用した「フェルカーボ」 。製品の高性能化だけでなく、そこに使用する素材のリサイクル性や生分解性を高める研究を進めるなど、コア技術開発センターでは持続可能な社会の実現を目指し、これまで培った材料技術を応用して環境負荷の低減に役立つ器材を開発しています。

化学分析・シミュレーション技術
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化学分析は、研究開発や製品開発にはなくてはならない技術です。
化学分析では、状態分析(組成・結晶性・結合状態)、定量分析(主成分・不純物)、形状観察などを行いデバイス特性の向上に貢献しています。
シミュレーション技術は電界、磁界、論理回路等に活用され、研究開発のスピードアップに貢献しています。
知的財産活動
コア技術開発センターには知的財産部門を設置しています。
研究開発で得られた成果を権利化し、事業上の競争優位性確保を図ります。
知的財産部門は自社の権利が研究開発に利するよう、他社の権利が妨げにならないよう、研究開発戦略の策定にも貢献しています。