920MHz帯対応の無人機用コントローラー「FMT-04」発売のお知らせ
2020年6月22日
当社は、無人機用コントローラーの幅広い用途拡大を目指し、920MHz帯を利用した無人機用コントローラー「FMT-04」を2020年7月に発売いたします。
主な特長
特長1 「当社初 920MHz帯対応(ARIB STD-T108適合)※1」
これまで当社が販売している無人機用コントローラーは、2.4GHz帯を通信に使用しているため、2.4GHz帯を用いたほかの無線機器(Wi-Fi※2やBluetooth※3等)を無人機に搭載する場合の電波干渉が懸念されていましたが、「FMT-04」では通信周波数に920MHz帯を用いることで干渉を回避することが可能となり、安定した通信を確保できます。また、サブGHz帯の特長である2.4GHz帯比で優れた回り込み特性により、見通しが効かない箇所での活用に大きく期待できます。
当社が本製品のために新開発した独自の新通信方式T-FHSSG※4は、通信周波数を自動的に切替えることで混信に強い設計となっているほか、無人機側に装備したセンサーの情報を監視できるテレメトリーシステムが使用可能です。更に、本体にはタッチパネルを実装し種々の設定操作の利便性を高めています。
特長2 「ニーズの高いテレメトリーシステムを実装」
「FMT-04」は当社従来製品同様、送受信機で電源電圧やGPS情報など各種センサー値の双方向通信が可能になっており、無人機用コントローラー上の液晶モニターで確認可能です。
主な仕様
制御可能チャンネル数 | 最大18ch(リニア動作16ch+スイッチ動作2ch) |
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通信方式 | 920MHz帯 T-FHSSG (ARIB STD-T108適合) |
外部メモリー | SDカードスロット装備(カード別売) |
テレメトリー機能 | 受信機用電源電圧、周辺機器電圧(1系統のみ)、GPS情報、高度情報等を コントローラーの画面でモニターできます。 |
その他 | S.BUSサーボ・プログラミング機能装備(S9070SBを除く) |
主な用途
無人機操作(インフラ点検、農業、工業、測量)、業務用ロボット操作など。
なお「FMT-04」のお見積りについては、当社製品のお取り扱いのある商社様にお問合せをお願いいたします。
販売価格
オープン価格
※1 ARIB STD-T108は国内のみに使用出る920MHz帯の標準規格です。
※2 Wi-Fiは、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
※3 Bluetoothは、米国 Bluetooth SIG,Inc.の登録商標です。
※4 T-FHSSG(Telemetry - Frequency Hopping Spread spectrum Sub-Giga)は双葉電子工業株式会社の商標です。
製品に関するお問合せ先
〒101-0045 東京都千代田区神田鍛冶町3-4 oak神田鍛冶町8階
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本件に関するお問合せ先
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